独立行政法人国立美術館は9月18日、傘下のうち所蔵作品展を行う6施設について、その観覧料金(常設展)を改定すると発表した。一般料金は原則1,000円にそろえられ、金沢の国立工芸館は300円から約3.3倍に。長く430円に据え置かれてきた京都国立近代美術館と国立国際美術館も1,000円になる。大学生は500円(国立映画アーカイブの展示室のみ250円)。国立映画アーカイブは展示室と上映会で料金が分かれ、展示室が250円から500円、上映会が520円から1,000円になる。所蔵作品展の高校生以下・18歳未満・65歳以上と、障がい者手帳をお持ちの方と付添1名の無料措置は継続される(上映会の65歳以上は500円)。
実施日は館ごとにばらばらで、2026年10月24日の京都国立近代美術館から2027年6月22日の国立工芸館まで約8か月かけて順次切り替わる。値上げの対象はあくまで所蔵作品展で、企画展(特別展)は従来どおり展覧会ごとに料金が決まる。所蔵品の展示・上映の充実に加え、物価高で展示の輸送・看視・警備・造作などの経費が増えていることが理由。なお東京国立博物館や国立科学博物館は別法人のため、今回の改定とは関係がない。



