呉竹は、2026年8月1日出荷分から、筆ぺんや墨、墨汁、カラーペン、画材など1,351品番の定価を引き上げた。定番の筆ぺん「くれ竹筆」の中字(22号)は580円から650円に、替えの墨液カートリッジは200円から300円に、「筆ごこち」は200円から220円に、水で書く「水書筆ぺん」の中字は400円から550円になった。「呉竹墨汁」180mlは380円から450円、「洗って落ちる書道液」180mlは440円から600円に上がった。価格改定一覧の定価には税込・税抜の記載がないが、公式オンラインショップの税込価格は新定価の1.1倍で、税抜の価格とみられる。改定率の公表はなく、新旧の定価で比べた上げ幅は約1〜67%。上限の約67%は大容量の「マーク墨汁」(1.8L・18L)で、1.8Lは1,500円から2,500円になった。
同社によると、中東情勢の影響で原材料や樹脂・包装資材、物流費が高騰し、供給も不安定な状態が続いている。安定供給を優先して合理化やコストの吸収を進めてきたが、価格を据え置けなくなったという。同じ案内で「ZIG クリーンカラーf」など102品番の廃番も告知し、原材料の市況や調達状況によっては半年前後をめどに再び価格を改定する場合があるとしている。同社は年初に発表した4月1日出荷分の改定でも「くれ竹筆」など125品番を値上げしており、5月29日の発表では9月1日出荷分から書道用の筆と書道セットの計6品番を引き上げた。


