NTT東日本とNTT西日本は9月30日、固定電話の通話料などを2027年4月1日から引き上げると発表した。加入電話から固定電話にかけると3分9.35円が10.45円に(約12%)、携帯電話あては1分17.6円が19.8円になる(約13%)。ひかり電話も固定電話あてが3分8.8円から9.9円に。報道によると、固定電話どうしの通話料の値上げは1976年11月以来およそ50年ぶりで、民営化後では初めてだという(時事通信)。加入電話の通話料は2024年に距離区分が廃止され、全国どこへかけても同じ料金になっている。

毎月の負担として効いてくるのは、ひかり電話で使うホームゲートウェイが無料から有料になることだ。NTT東日本は月495円、NTT西日本は月275円で、東西で金額が異なる。事業所向けのダイヤルインは1番号ごとに月880円から1,100円に。フレッツ光の新設工事費は、公式サイト以外から申し込んで派遣工事がある場合で23,100円から28,600円になる。国際通話料も同時に改定され、1分あたりでイタリア向けが20円から120円に上がる一方、UAE向けは50円から45円に下がり、米国向けは9円のまま据え置かれる。固定電話の基本料は2026年4月にすでに約30年ぶりに値上げされており(住宅用で月220円増)、今回はその続編にあたる。実施は半年先で手続きは不要。NTT東西の加入電話は約1,000万契約で、ひかり電話などを含めると対象はおよそ2,800万契約、固定電話を持つ世帯の6割にあたる。