昭和産業は、家庭用食用油の価格を2026年4月1日納品分から15%以上引き上げ、6月1日納品分からは4月の改定分に上乗せする形で、さらに25%以上引き上げた。業務用と加工用の食用油も、2回とも家庭用と同じ率で上がった。個別商品の新旧価格や対象品目数は公表されていない。

4月分の理由は、食用と燃料用の両方で油の需要が強く大豆や菜種の相場が高止まりしていることに、円安や包装資材費・物流費などの上昇が重なったこと。直近では、中国の買い付け方針の変化による原料相場の上昇や、米国のバイオ燃料政策をにらんだ植物油相場の上昇、中東の地政学リスクによる原油高も加わった。6月分は、中東情勢の悪化とホルムズ海峡の封鎖で、原油やナフサ由来のエネルギー・資材・物流のコストが短期間で急騰したことを挙げている。