秋田市は上下水道料金を引き上げる。市議会が9月28日に条例改正案を可決した。水道が平均約32%、下水道が平均約18%の引き上げで、水道は1996年以来31年ぶり、下水道は2003年以来24年ぶりの改定になる。あわせて下水道は基本水量制を廃止し、使った分だけかかる方式に変わる。上下水道を合わせた1か月の負担は、1人暮らしで2,194円から2,728円、4人家族では5,973円から7,502円と1,529円増える試算。条例の施行日は2027年4月1日だが、新しい料金が実際に適用されるのは2027年6月1日以後の最初の検針分からで、5月の検針分までは今の料金のままだ。
市議会では、建設委員会が「市民への周知が不十分」として継続審査にすべきだと結論づけたが、本会議でその継続審査が否決され、委員会が改めて開かれて周知の改善策が示されたうえで可決された。市の当初案は水道約39%・下水道約23%だったが、物価高を考慮して審議の過程で圧縮された経緯がある。市は全利用者を対象に改定率を軽減する激変緩和策を前提に検討しており、金額と適用期間は令和9年度の予算編成に向けて詰めるとしている。





