帝国データバンクの調査によると、2026年11月に値上げされる飲食料品は1,469品目で、前年同月(2025年11月は150品目)のおよそ10倍にのぼる。ただし9〜10月と比べると大幅な減少で、調査は2026年内の値上げラッシュは10月をピークに一旦収束するとみている。その10月は3,153品目、1回あたりの平均値上げ率は10%で、9月(当初の4,923品目から4,965品目に上方修正)に続く2か月連続の3,000品目超えとなった。単月3,000超えが2か月続くのは2023年6〜7月以来、3年3か月ぶり。10月の分野別では酒類・飲料が1,399品目で1年ぶりに最多となり、10月1日の酒税改正で発泡酒や第三のビールが上がったことが効いた。以下、調味料820品目、加工食品668品目、菓子165品目、乳製品101品目と続く。12月は現時点で132品目(調味料のみ)が判明している。

2026年の年間累計は判明分で20,187品目となり、2年連続の2万品目超え。ただし現時点の判明分では前年の20,609品目を2.0%下回る。前回調査では「前年累計を上回るとみられる」としていたが、今回は「前年実績と同水準で推移する見込み」と見方が変わった。値上げの要因(9月末時点)は原材料高が91.3%で最多、物流費66.0%、エネルギー63.8%、包装・資材63.7%、人件費51.1%と続く。調査は2027年にかけても断続的な値上げが続くと予想している。